オリジナル給食
献立は、牛乳、もちむぎごはん、コーンカレー(ルウ)、とりにくのうめあげ、ほうれんそうとこまつなのおひたし です。

今日は、『ほうれん草』について、お話をします。
ほうれん草は、秋から冬が旬の野菜です。霜にあたることで、色が濃くなり、栄養がぐっと増して、とても甘くなります。
ほうれん草は緑黄色野菜に分類され、血液のもとになる鉄 や体の免疫力を高めるベータカロテン、皮膚を健康にしてくれるビタミンCなどがたくさん含まれています。また、お腹 の調子を整えてくれる食物繊維もたくさん含まれています。
今日はおひたしに『ほうれん草』と『小松菜』を使っています。どちらも緑黄色野菜で栄養満点です。おいしくいただきましょう。
献立は、牛乳、パン、チャンポン、いかのさらさあげ、くきわかめのサラダ です。

今日は、『規則正しい生活の大切さ』について、お話をします。
みなさんは、毎日しっかり食事をし、適度に運動をし、十分に休養をとっていますか。食事・運動・休養は私たちの健康や成長にとても重要です。
食事は、毎食、野菜・肉・魚・大豆製品などを組み合わせて、主食・主菜・副菜をそろえ、1日3食を規則正 しくとりましょう。運動は、筋肉や骨を丈夫に成長させることができます。休養は、体や心の疲れを回復する役目があります。毎日、十分な睡眠をとり、音楽を聴くなど趣味の時間をとって過ごすことも大切です。小学生の睡眠の目安は、9時間から10時間、中学生は8時間から9時間の睡眠といわれてます。
食事・運動・睡眠 を大切にし、規則正 しい生活を過ごしましょう。
献立は、牛乳、もちむぎごはん、あぶたまどんぶり(ぐ)、きんぴら です。

今日は、『かまぼこ』について、お話をします。
かまぼこは、平安時代から食べられている食品です。では、愛媛県では、かまぼこはどのように広がっていったのでしょうか。
江戸時代初期、仙台藩の伊達政宗の長男、伊達秀宗が宇和島藩の初代藩主になりました。仙台は、笹かまぼこが有名 で、伊達秀宗が仙台 から宇和島に来るときに、かまぼこ職人 も一緒に連れてきたという説があります。おいしくて高品質なかまぼこを作るには、鮮度の良い魚が必要です。宇和島 は魚介類 が豊富にとれるので、かまぼこを作るのに適していたようです。その後、明治時代に入り、八幡浜や愛南町にその技術が伝わったそうです。松山市では、江戸時代後期の記録に、料理にかまぼこが添えられていたという記述があります。
今日は、あぶたま丼にかまぼこが入っています。歴史がわかるとさらに味わい深く感じますね。
献立は、牛乳、ごはん、さといものそぼろに、にあい、なっとう です。

今日は、『煮合 い』について、お話 をします。
『煮合い』は、茨城県水戸市で昔からお正月やお祝いの席 など人が集まるハレの日に食べられている郷土料理です。れんこんやごぼうなど、茨城県の特産品 を組み合わせて作ります。名前の由来 は、作り方が「煮て和える」ことから「煮合い」と呼ばれるようになったといわれています。煮物 の中に酢を入れて味付けするので、さっぱりしていて、おすしの具のような味わいが特徴です。
また、水戸市は納豆も有名です。7月10日を「納豆の日」と定めて、その日は、茨城県産の大豆で作った納豆を学校給食でも味わっているそうです。
今日は、茨城県の郷土の味をおいしくいただきましょう。
献立は、牛乳、ごはん、ぶたじる、さけのしおこうじやき、アーモンドなます、のり です。

今日は、『アーモンド』について、お話をします。
アーモンドは、世界のナッツの中で最も食べられています。アーモンドの生産は、アメリカ合衆国カリフォルニア州が世界の7割を占めています。日本には、江戸時代に南蛮船でポルトガル人が持ち込んだのが最初 といわれています。粒の形が偏平なことから「扁桃」と呼びます。私たちののどの両側にある「扁桃腺」は、その形がアーモンドに似ているのでこの名前が付いたそうです。
最近では、さくらんぼや桃の産地である山形県天童市や埼玉県でも栽培が始まっているそうです。
今日は、アメリカ産の『アーモンド』です。味わっていただきましょう。
行事食…節分(いわしのかわりソース、節分豆)
献立は、牛乳、ごはん、さわにわん、いわしのかわりソース、ボイルキャベツ、せつぶんまめ です。

今日は、『節分の行事食』について、お話をします。
節分とは「季節の分かれ目」という意味です。昔は、季節 の変わり目には、病気や災害などを引き起こす鬼がやって来 ると信じられていました。そのため、邪気を払う力があるといわれる大豆をまく「豆まき」をして鬼 を追い払っていました。そして、豆まきの後に、自分の年齢 と同じ数の豆を食べて、その年が縁起の良いものになるように願ったそうです。また、鬼を追い払うために、鬼が嫌うとされている鰯の頭を柊の枝に刺したものを玄関に飾り、無病息災を願う習慣もあります。
今日の節分の行事食は、いわしの変わりソースと節分豆です。よくかんでいただきましょう。
献立は、牛乳、パン、しおラーメン、ホキのピリカラフル、りんご です。

今日は、『正しい手洗い』について、お話をします。
みなさん、正しい手洗い方法で手を洗っていますか。次のことに注意して、手を洗いましょう。
① 流水で手を濡らし、石けんをつけて、十分に泡を立てます。
② 手のひらと甲を洗い、指の間 、爪の間も十分に洗います。
③ 親指は、反対の手でねじるように洗い、手首も忘れずに洗います。
④ 手を洗えたら、流水で、手をしっかりとすすぎます。
⑤ 清潔なハンカチやタオルで、水気をふき取ります。
これらのことを身に付け、手を清潔に保ちましょう。
献立は、牛乳、ごはん、だいこんのみそしる、たいのこうみあげ、そくせきづけ です。

今日は、『白菜』について、お話をします。
白菜は、冬を代表する冬野菜の1つです。寒くなれば寒くなるほど、甘みが増 して、おいしい白菜 になります。
白菜には、黒い点々が現れるものがあります。これは、白菜が成長するときの気温や肥料の量によってできるもので、ゴマのように見 えるため「ゴマ症」と呼ばれています。この黒い点々は、ポリフェノールといって、植物が身を守るために作り出す成分 です。見た目で心配 になりますが、食べても問題ありません。
今日は、即席漬に『白菜』が使われています。味わっていただきましょう。
献立は、牛乳、パン、ミネストローネ、チリコンカン、ポンカン です。
今日は、『ポンカン』について、お話 をします。
ポンカンは、甘さたっぷりの果肉で、皮が剥きやすく、果肉を包む内皮も柔らかいのが特徴です。
ここで、クイズです。ポンカンの原産国は、どこでしようか。
①中国 ②日本 ③インド
正解は、③のインドです。
ポンカンは、インド生まれで、明治時代に日本に渡って来ました。ポンカンという名前は、インドの地名である「ポーナ」から来た柑橘 という意味で名付けられたといわれています。
『ポンカン』を味 わっていただきましょう。
献立は、牛乳、もちむぎごはん、おやこどんぶり(ぐ)、かわりきんぴら、チーズ です。

今日は、『給食イングリッシュで紹介 している「ごぼう」』について、お話をします。
ごぼうは、昔、中国から薬草として日本に伝えられました。ごぼうを野菜として食べているのは、世界で日本と韓国、台湾、中国の一部です。一般的に知 られているごぼうは、関東地方を中心 に栽培されている「滝野川ごぼう」という品種です。
ここで、クイズです。ごぼうに多く含 まれている栄養素はどれでしょう。
① ネコリン ② イヌリン ③ ゾウリン
答えは、②のイヌリンです。イヌリンは、食物繊維の1つです。おなかの調子 を整え、生活習慣病の1つである、糖尿病の予防に効果があるといわれています。
今日の給食の『変わりきんぴら』にごぼうが入っています。味わっていただきましょう。