行事食・・・ひなまつり(ちらしずし、あられ揚げ)
献立は、牛乳、ちらしずし、わかめじる、ホキのあられあげ、キャベツのおひたし、のり です。

今日 は、『ひなまつり』について、お話をします。
3月3日は、ひなまつりです。桃の花 がたくさん咲くころなので、桃の節句ともいわれています。ひなまつりには、桃 の花や白酒、ひしもち、ひなあられなどをお供えしてお祝いをします。
ひしもちには3つの色が使われています。赤は桃の花の色 、白は雪、緑は春に出てくる新しい芽を表しており、昔の人 は、自然の恵みを食 べ物に表すことで豊 かな実りを祈り、生活を楽しくしていたのです。
ひなまつりは、平安時代から受け継がれてきた行事です。みなさんも昔から受 け継がれてきた行事を大切にしていきましょう。
とれたて感謝の日・・・伊予柑
献立は、牛乳、ごはん、とうふのごもくあんかけ、ホキのゆかりあげ、いよかん です。

今日は、松山市でとれた伊予柑を使った『とれたて感謝の日』です。
伊予柑の生産量 は、愛媛県が日本一で全国の約9割を占 め、主に松山市で生産されています。伊予という名前から愛媛県が原産地だと思 われがちですが、明治19年に山口県で発見され、その後、松山で栽培されるようになりました。そのころは、『伊予みかん』という名前でしたが、『温州みかん』と区別するために、昭和5年に『伊予柑』という名前が付けられました。12月の終わりに収穫 され、1月に出荷が始まり、最もおいしいのは完熟する2月です。
かぜの予防に効果 のある、ビタミンCたっぷりの伊予柑を食べて、元気に冬を乗り切りましょう。
オリジナル給食
献立は、牛乳、しらすわかめごはん、にらたまじる、ぶたにくのあまからあげ、おひたし です。

今日は、『安全で衛生的な食品の選び方』について、お話 をします。
みなさんは、お店 で食品を買うときに、どのような所を見て、選んでいますか。
給食では、商品の原材料の産地 、製造工程でどのような材料を使用しているか、商品の品質管理、温度管理がきちんとされているかなどを調べ、安全で衛生的な食品を選んで使っています。
給食だけではなく、お店に売られている食品にも、安全 で衛生的な食品が選 べるように、正しい保存方法や消費期限 などが表示されています。
買い物をするときには、商品に書かれてある表示をよく読 んで、食品を選ぶようにしましょう。
献立は、牛乳、ごはん、ちゅうかいため、カラフルナムル です。

今日 は、『きくらげ』について、お話 をします。
ここでクイズです。次のうち、きくらげはどの仲間でしょう。
① 海のくらげの仲間
② 山のきのこの仲間
③ 花の菊の仲間
正解は、②山のきのこの仲間です。くらげという名前から、海にある海藻の仲間と思われがちですが、枯れ木や倒れた木に生えるきのこです。ビタミンDや食物繊維が多く含まれていて、他のきのこと香りや食感が違うので、きのこが苦手な人も食べやすいきのこです。
今日は、細く切ったきくらげが中華炒めに入っています。味わっていただきましょう。
オリジナル給食
献立は、牛乳、コーンピラフ、たいいりみそしる、ひとくちカツ、すもの です。

今日は、『給食イングリッシュで紹介 している「みそ」』について、お話をします。
みそは、原料となる大豆に、こうじ菌 と塩を加えて発酵させた調味料です。みそにはたくさんの種類があって、使用するこうじ菌の違いや、色の違いによって分けられます。
愛媛県は、はだか麦の生産量が全国1位で、このはだか麦を使って作られる麦 みそが食べられてきました。愛媛県の麦みそは、他のみそに比べて塩分濃度が低 く、食物繊維が豊富 で麦の香ばしさと甘 さがあるのが特長です。
みそには、たんぱく質や、発酵でできたビタミンが豊富に含まれており、「医者いらず」といわれるほど、日本人の健康的な食生活を支えてきた食品の1つです。
今日は、麦みそを使った鯛のみそ汁です。味わっていただきましょう。
献立は、牛乳、ひめむぎパン、ポークビーンズ、だいこんサラダ、いちご です。

今日は、『大豆』について、お話をします。
「畑の肉」と呼ばれる大豆は、赤のグループの食べ物で、私たちの体を作るたんぱく質を多く含んでいます。脂質は約 20%含まれていますが、そのほとんどは、コレステロールを下げる働きがあるといわれるリノール酸やリノレン酸です。また、食物繊維 も多く含むので、腸 の働きを活発にし、便秘を改善します。その他にも、大豆イソフラボンや大豆サポニンは、高血圧 、糖尿病、がんなどの生活習慣病の予防にも効果があるといわれています。
今日は、ポークビーンズに『大豆』が入っています。よくかんで味わっていただきましょう。
愛媛FC応援給食EFC栄養たっぷり揚げ
献立は、牛乳、ひよこまめのピラフ、たまごスープ、EFCえいようたっぷりあげ、ヨーグルト です。

今日は、愛媛FC応援給食『EFC栄養たっぷり揚げ』について、お話をします。
『EFC栄養たっぷり揚げ』は、東雲小学校の6年生が考 えた献立です。
献立名のEFC は、チーム名の愛媛 FCと、かぼちゃに含まれるビタミンE、豚肉に含まれる鉄分(フェルム)のF、ひじきに含まれるカルシウムのCの3つの栄養素を組み合わせています。「選手のみなさんの体づくりに欠かせない栄養たっぷりのメニューです。しっかり食べて勝利できるように頑張ってください。」という応援 メッセージが込められています。
みんながしっかりと運動ができるように『EFC栄養たっぷり揚げ』をおいしくいただきましょう。
献立は、牛乳、こくとうパン、はくさいスープ、とりにくのトマトソースに、ミルクキャラメルビーンズ です。

今日は、『黒糖』について、お話をします。
黒糖の原料は、サトウキビです。サトウキビの茎を絞った汁の不純物を取り除 き、煮詰めて濃縮したものを冷まして黒糖ができます。日本 では、沖縄県や鹿児島県奄美地方で作られます。歴史は古 く、沖縄県が琉球王国であった時代に、中国から砂糖の作り方を学び、黒糖が初 めて生産されました。その後、奄美大島にも伝わりました。
黒糖を使った沖縄県の郷土料理には、皮つき豚バラ肉を黒糖や泡盛、しょうゆで煮込んだラフテーや小麦粉と黒糖、卵 などを使った生地を油で揚げたサーターアンダギーなどがあります。
今日は、黒糖パンにしています。味わっていただきましょう。
旬・・・さわらのからあげ
献立は、牛乳、ごはん、みそにこみうどん、さわらのからあげ、いそあえ です。

今日は、『さわら』について、お話をします。
さわらを漢字で書 くと、魚に春と書きます。さわらは、春先になると産卵のため、瀬戸内海にやってきます。そのため、春を告げる魚 といわれています。身 は柔らかく、崩れやすいのが特徴ですが、くせのない白身 で、刺身や焼き物、揚げ物など、いろいろな調理の仕方で食 べることができます。
また、さわらは、成長するにつれて名前が変わっていく「出世魚」です。さごし、ヤナギ、サワラと名前が変わっていきます。
今日は、『さわら』をから揚げにしました。味わっていただきましょう。
献立は、牛乳、ごはん、いそに、アーモンドあえ、ししやものからあげ です。

今日は、『自然の恵みに感謝する』について、お話をします。
みなさんは、食事 をする前に「いただきます」ときちんとあいさつしていますか。
私たちが食べているものは、もとは全 て生きていたものです。そうした動物や植物の命をいただくことで、私たちは生 きています。自然の恵みや、命をつないでくれている大切な食べ物に感謝する気持ちを表すのが「いただきます」というあいさつです。また、食事を作ってくれた人に感謝するのが「ごちそうさま」です。
毎日の食事は、生 き物や自然の恵みをはじめ、多くの人の支えによって成り立っています。食事のあいさつで感謝の気持ちを表しましょう。