行事食・・・秋祭り(松山鮓)
献立は、牛乳、まつやまずし、もずくじる、とりにくのからあげ、キャベツのおひたし です。

今日は、『秋祭りの行事食』です。
秋祭りは、米や野菜など食べ物がたくさんとれたことに感謝し、田畑の神様をもてなす行事です。神社から神輿が出たり、獅子舞いを奉納したり、地域によって神様のもてなし方は様々です。
松山では昔から祝い事や客をもてなす時に、ちらし寿司を作る習慣がありました。魚のだしのうま味をいかした甘めの酢飯と、瀬戸内の魚や野菜を混ぜ込む松山鮓は、最高のおもてなしでした。秋祭りには、神様に感謝の気持ちを込めて松山鮓を作り、お供えしてから食べていたようです。
今日の松山鮓には、鯛のほぐし身とれんこんが入っています。松山の味をいただきましょう。
旬・・・きのこスパゲッティ
献立は、牛乳、パン、きのこスパゲッティ、くきわかめのサラダ、なし です。

今日は、『きのこ』について、お話をします。
きのこは、秋の味覚の一つです。きのこは、アジアからヨーロッパ、アフリカなど広い地域で広葉樹の根本や、切り株、倒木などに発生します。
日本では、明治時代に原木栽培が始まり、昭和になると温度や湿度などを管理できる施設の中で栽培する人工栽培ができるようになり、今は1年中食べることができます。
きのこには、ビタミンB1、B2、Dやカリウム、食物せんいが豊富に含まれています。
今日のきのこスパゲッティには、ぶなしめじ、エリンギ、えのきたけが入っています。きのこで、秋を感じましょう。
献立は、牛乳、もちむぎごはん、さつまいものみそしる、たいのこうみあげ、そくせきづけ です。

今日は、『給食に使われている食品』について、お話をします。
給食は、特産品や旬の食材を取り入れた献立づくりをしています。特産品は、地域で特に盛んに生産される品物のことです。旬とは、食べ物が一番おいしくて栄養がたっぷりな時期のことです。
今日の給食は、愛媛県が養殖生産量日本一を誇る鯛を使った「鯛の香味揚げ」、生産量日本一 を誇るはだか麦が入 った「もち麦ごはん」、そして、旬の食材のさつまいもを使った「さつまいものみそ汁」です。
おいしくいただきましょう。
献立は、牛乳、パン、たまごスープ、ぶたにくのねぎしおやき、みかんドレッシングサラダ です。

今日は、『豚肉』について、お話をします。
みなさんは、スーパーなどの肉売り場に行ったことはありますか。お店で売っている豚肉のパッケージを見てみると、豚肉のどの部分かが分かるようになっています。豚肉は、食べる部位によってそれぞれに違う食感や味があります。
ロース肉は柔らかく、甘みとうま味が強いので、しょうが焼きや豚カツに向いています。ばら肉は脂身が多く、とろけるような食感で、炒め物や煮物などたくさんの料理に使われています。もも肉は、さっぱりとした食感とほどよい固さから、しゃぶしゃぶや酢豚などに向いています。
給食では、もも肉を多く使っています。今日は、『豚肉のねぎ塩焼き』です。味わっていただきましょう。
旬・・・はものからあげ
献立は、牛乳、ごはん、いそに、はものからあげ、すだちふうみづけ です。

今日は、『旬の「はも」を生かした献立』です。
はもの旬は、年に2回あります。1回目は、産卵の時期を迎える6月から7月です。産卵前は、あっさりとしていて、やわらかな食感です。2回目は、産卵を終えて身が細くなった後、冬に向けてエサをたくさん食べて再び太る秋ごろです。このころは、脂がのって弾力のある食感になります。
はもには、長くて硬い小骨がたくさんあり、そのままでは食べることができません。中骨を取った後 、骨切りが必要になります。骨切りは、はもの身に、皮を切らないよう細かい切れ込みを入れ、小骨を切っていく調理法です。
今日は、「はも」をからあげにしました。旬の味を味わっていただきましょう。
献立は、牛乳、ごはん、さといものみそしる、ししゃもフライ、そくせきづけ です。

今日は、『献立にふさわしい盛り付け』について、お話をします。
配膳をする時は、次のことに気を付けましょう。
ごはんは、じゃもじで切るようにほぐし、2回から3回に分けてよそいます。
汁物は、お玉で食缶の中の汁を静かにかき混ぜてから、具材が偏らないようにお椀につぎます。
おかずは、トングやサーバーを使って、一人分ずつ配膳します。お皿やお椀のふちから、おかずがはみ出ないようにつぎましょう。
盛り付けは、見た目の美しさだけでなく、食べる人の気持ちや食欲にも影響します。食べる人の気持ちになって、配膳しましょう。
献立は、牛乳、パン、ソーススパゲッティ、きりぼしだいこんのちゅうかサラダ、チーズ です。

今日は、『体力の落ちる時期の食事』について、お話をします。
暑い日が続いています。体がだるくなったり、食欲がなかったりして体力が落ちている人もいるのではないでしょうか。
体力を落とさないためにも、次のことに注意しましょう。
① 1日3食しっかり食べましょう。特に、朝ごはんは、一日の始まりの食事です。
② 冷たいものばかりとらないようにしましょう。体を冷やして胃腸の動きを弱める原因になります。
③ 主食、主菜、副菜をそろえましょう。たんぱく質やビタミン、ミネラルが不足しないようにしましょう。
元気に過ごすためにも、これらのことに気を付けて食事をしましょう。
献立は、牛乳、ごはん、すましじる、たちうおのからあげ、ごまあえ です。

今日は、『たちうお』について、お話をします。
たちうおは平らで長く、尾に向かうほど細くなっていく体形と、キラキラと銀白色に輝く姿が太い刀と書く太刀に似ているところから、「太刀魚」と名付けられたと言われています。また、たちうおは群れを作って泳ぐ魚で、頭を上にした状態でぐため、立つ魚と書いて「立ち魚」という名前がついたとも言われています。
夏から秋にかけて脂がのり、おいしくなるたちうおは、歯や骨を丈夫にするカルシウムがたくさん含まれています。
今日は、たちうおをから揚げにしました。味わっていただきましょう。
献立は、牛乳、もちむぎごはん、シーフードカレー(ルウ)、くきわかめのサラダ、のむヨーグルト です。

今日は、『暑い季節に衛生面で注意すること』について、お話をします。
9月は、暦の上では秋ですが、まだまだ暑さが続いています。気温と湿度が高くなる暑い時期は、毎日使う水筒も衛生管理が大切です。
①毎日使い終わったら、分解できる部分は外して、しっかりと洗います。
②水がもれないように付けられている、ゴムのパッキンは菌が増えやすい部分です。中まで洗います。
③洗った後は、しっかりと乾燥させます。水気が残っていると菌が増えやすくなります。
④洗うスポンジも清潔にします。
運動会の練習も始まりました。水筒の衛生面にも気を付けて元気に過ごしましょう。
献立は、牛乳、ごはん、タイピーエン、マーボーなす です。

今日は、『太平燕』について、お話をします。
太平燕は、熊本県の郷土料理で、たっぷりの野菜 、えびやいかなどの海鮮や豚肉などの具材と麺が合わさった料理です。もともとは、中国の郷土料理で、明治時代に熊本に渡ってきた中国の人が日本の食材に置き換え、アレンジして広めました。
ここで、クイズです。太平燕の特徴である麺には、何が使われているでしょう。
① ビーフン ② 春雨 ③ 中華麺
答えは、②の春雨 です。
高級食材のフカヒレの代わりに春雨を使ったのが始まりと言われています。具材のうまみがたっぷりつまった熊本の味を味わっていただきましょう。