旬・・・白菜スープ
献立は、牛乳、ごはん、はくさいスープ、ぶりのねぎみそやき、ごまずあえ です。
今日は、『白菜』について、お話をします。 白菜が最もおいしくなるのは寒い冬の時期です。この頃になると、白菜は寒さに耐えるために、糖分を蓄えて甘みが増します。特に11月から2月頃にかけては、葉が締まって歯ごたえも良くなります。 おいしい白菜は、ずっしりと重みがあり、葉の巻きがしっかりしているものです。白菜を選ぶ時に、丸ごと一玉の場合は、葉先を触ってみて、硬いものにしましょう。葉先が硬いものは、巻きがしっかりしています。切ってある白菜を選ぶ場合は、葉がいっぱい詰まっていて、切り口がみずみずしく、白いものを選びましょう。 今日は、旬の「白菜」を使った白菜スープと「ぶり」のねぎみそ焼きです。白菜の甘味と身が締まって、脂がのったぶりを味わっていただきましょう。
献立は、牛乳、パン、キャロットスープ、だいこんサラダ、アーモンドだいずいりこ です。
今日は、『大根』について、お話をします。 大根は、冬が旬の野菜で、生のまますりおろせば、自然の辛味が味わえ、コトコト煮れば、甘みが増す野菜です。昔から作られていたため、日本各地に様々な品種があります。スーパーでよく見るのは青首大根です。その他には、神奈川県の三浦大根、京都府の聖護院大根などが有名です。松山市北条の庄地区でも、庄大根が古くから栽培され、葉に近い部分の皮が赤いことが特徴です。 大根は、食べる部分によって味が違います。葉に近い上の部分は、辛味が弱いので大根おろしやサラダに、下の部分は辛味が強いので汁物や煮物などに向いています。 今日は、「大根」をサラダにしました。旬の味をいただきましょう。
味めぐり・・・山形県
献立は、牛乳、ごはん、いもに、えびのこうみあげ、いそあえ です。
今日は、『山形県の味めぐり献立』について、お話をします。 いも煮は、秋から冬によく食べられている里芋を使った鍋料理で、江戸時代の1600年代半ばから食べられていました。最上川を使った船での運送が盛んだったころ、船頭さんたちが、河原で鍋を火にかけて、地元の里芋や干した魚を煮て食べていたのが始まりといわれています。 いも煮は山形県の家庭の団らんに欠かせない郷土料理です。家族や友人などと一緒に河原で作ったり、運動会や地域行事の後に外で作ったりする、いも煮会が有名です。 今日は、山形県の郷土料理「いも煮」を味わっていただきましょう。
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献立は、牛乳、わかめごはん、ちゅうかそば、ヤンニョムチキン、べにまどんな です。
今日は、『紅まどんな』について、お話をします。 紅まどんなは、甘味と酸味のバランスがよい「南香」と果汁がたっぷりで果肉がやわらかい「天草」から生まれた愛媛県のオリジナル品種です。 皮がとても薄いため、雨が当たらないようにビニールハウスなどで栽培されています。そして、選果場では、デリケートな皮を守るために、桃と同じ選果機が使われています。 紅まどんなの最大の特徴は、口当たりがゼリーのようにとろけ、甘くみずみずしい果実が口の中いっぱいに広がるところです。その味わいから「樹になるゼリー」ともいわれています。 今日の「紅まどんな」を味わっていただきましょう。
献立は、牛乳、ごはん、ハヤシライス(ルウ)、ブロッコリーサラダ、チーズ です。
今日は、『ブロッコリー』について、お話をします。 ブロッコリーは、野生のキャベツを品種改良して生まれたものです。ブロッコリーの表面の小さな緑の粒一つ一つは、花の蕾です。そのため、食べないままで置いておくと、菜の花のような黄色い花が咲きます。花が咲く前の蕾を食べる野菜なので「花野菜」とも呼ばれ、カリフラワーも同じ仲間です。 今日は、旬の「ブロッコリー」のサラダです。味わっていただきましょう。
献立は、牛乳、ごはん、いそに、こいわしのからあげ、レモンふうみづけ です。
今日は、『和食の食べ方とマナー』について、お話をします。 和食は、一汁三菜を中心とした献立が基本になっており、料理を置く位置が決まっています。左手前にごはん、右手前に汁物を置きます。そして、ごはんの奥に副菜、汁物の奥に主菜を置きます。箸は、先を左側にむけて、そろえて並べます。 食べる時には、汁物から食べ、ごはん、主菜 、副菜と食べ進めていきます。そのように食べることで、味の薄いものから、味の濃いものへと食べることになり、食べやすくなります。 毎日の食事について、いろいろと考えてみましょう。
献立は、牛乳、パン、ようふうにこみ、タンドリーチキン、ミルクキャラメルビーンズ です。
今日は、『給食イングリッシュで紹介している「にんじん」』について、お話をします。 にんじんは、明るい色とたっぷりの栄養で食生活に欠かせない野菜で、「指定野菜」に指定されています。「指定野菜」とは、消費量が多い野菜や多くなることを見込まれている野菜のことです。野菜の値段を安定させて、みんながいつでも食べられるように指定しています。 にんじんには皮膚や粘膜を丈夫にするベータカロテンやおなかの調子を整える食物せんい、ビタミンCやカリウム、葉酸が多く含まれています。皮や葉に多く含まれているベータカロテンは、油と一緒に調理すると吸収率がアップします。 今日は、洋風煮込みに「にんじん」が使われています。おいしくいただきましょう。
献立は、牛乳、もちむぎごはん、あぶたまどんぶり(ぐ)、きんぴら、みかん です。
今日は、『安全で衛生的な食器具の扱い方 』について、お話をします。 給食当番は、食缶やバット、食器具を安全に運び、給食の準備をすることが大切です。 ① 食器やおぼんは重いので、みんなで協力して教室まで運びます。 ② 熱い汁物が入っている食缶や、おかずがたくさん入っているバットは、こぼれないように落ち着いて運びます。 ③ 食器やおぼんは、きれいに拭いた配膳台の上に置きます。 ④ 食器や食缶、蓋は、床に直接置かないようにします。 これらのことに気を付けて、安全で衛生的なに食器具を扱いましょう。
献立は、牛乳、ごはん、たまごスープ、ホキのからあげ、こんぶサラダ です。
今日は、『ほうれんそう』について、お話をします。 ほうれんそうは、一年中採れますが、旬は冬です。冬のほうれんそうは、寒さで凍ってしまわないように、でんぷんを糖に変 えて葉に集めます。そのため、とても甘くなります。この特性を利用して、わざと冷たい風に当てて作るのが、最近、甘くておいしいと人気の「ちぢみほうれんそう」です。 また、ほうれん草は、夏より冬に収穫されたものの方がビタミンCは多く含まれています。 ほうれんそうは、鉄やビタミンC、カロテンや食物せんいなどを豊富に含みます。そのため、かぜなどの病気から体を守ってくれたり、皮膚を丈夫にしたり、おなかの掃除をしてくれたりします。 今日の給食では、卵スープの中に入っています。旬の味をおいしくいただきましょう。
行事食・・・和食の日(みそ汁)
献立は、牛乳、ごはん、キャベツのみそしる、さばのみぞれに、ごまあえ です。
今日は、『和食の日』について、お話をします。 11月 24日は、『和食の日』です。1124(いちいち に よん)が「いい日本食」の語呂あわせから、『和食の日』とされ、日本人の伝統的な食文化について振り返り、和食文化を守り受け継ぐことの大切さについて考える日です。 和食は2013年 にユネスコ無形文化遺産に登録されました。ご飯や汁物、おかずを組み合わせる和食は、栄養バランスがとりやすいこと、季節感や素材をいかして調理していること、行事食が受け継がれていることなどの特徴が世界に評価されました。 今日は、和食の献立です。今月の食育だよりに和食について書いていますので、読んでみてください。