R5 給食日記

5月2日(金)

2025年5月2日 12時10分

 行事食・・・八十八夜(茶飯)

 献立は、牛乳、ちゃめし、にゅうめん、こいわしのフライ、ごまあえ です。

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 今日は、『八十八夜』について、お話をします。

 『八十八夜』とは、節分やお彼岸のように、日本独自の暦で、節分の翌日にあたる立春から数えて八十八日目の日のことをいいます。今年は、5月1日が『八十八夜』です。

 これから霜が降る心配が減って、気候が安定していくため、この日から種まきや田植えなどの農作業が忙しくなります。また、お茶は、新芽の収穫が始まり、特に『八十八夜 』に摘んだお茶は上等で、この日に新茶 を飲むと長生きするといわれています。

 今日は、ごはんと一緒に炊き込みました。味わっていただきましょう。

5月1日(木)

2025年5月1日 12時10分

 献立は、牛乳、コーンピラフ、チャウダー、フレンチサラダ、こざかな です。

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 今日は、『ベーコン』について、お話をします。

 ベーコンは、豚肉を塩漬けして燻製にした加工食品の一つです。ロース肉で作ったロースベーコン、肩肉で作ったショルダーベーコンなどがあります。ベーコンは、弱火でじっくり焼くと、豚肉の脂が溶け出し、カリカリになります。西洋料理では、そのまま食べるよりスープのだしとして使われることが多く、ベーコン独特のうま味がスープに溶け出して、よりおいしくなります。

 今日のチャウダーには、ベーコンといろいろな野菜のうま味がしっかり溶け出 ています。うま味たっぷりのスープを味わっていただきましょう。

4月30日(水)

2025年4月30日 12時05分

 味めぐり・・・埼玉県

 献立は、牛乳、かてめし、にぼうとう、ホキのみそがらめ です。

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 今日は、『埼玉県の味めぐり』について、お話をします。

 かて飯は、埼玉県に伝わる郷土料理です。昔は、米が貴重な食べ物であったことから、季節の野菜を混ぜて量を増やしていました。混ぜ合わせるという意味の「かてる」から、かて飯と呼ばれるようになりました。

 煮ぼうとうは深谷地区に伝わる郷土料理です。繊維のきめが細かく柔らかい深谷ねぎをはじめ、地元で収穫される野菜と、ひもかわと呼ばれる幅の広い麺を煮込んで作ります。

 今年度の味めぐりは、愛媛県、関東地方、東北地方を中心 に実施する予定です。今日は、埼玉県のかて飯、煮ぼうとうです。味わっていただきましょう。

4月28日(月)

2025年4月28日 11時55分

 献立は、牛乳、ごはん、とうふのごもくあんかけ、きりぼしだいこんのちゅうかサラダ、こざかな です。

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 今日は、『カルシウム』について、お話をします。

 カルシウムは体にとって必要不可欠な栄養素で、そのほとんどが歯と骨に存在 します。その他にも、血液や筋肉、神経の中でとても大切な働きをしています。

 成長期のみなさんは、大人より多くをとらなければいけません。給食で毎日牛乳をとっている一番 の目的は「カルシウム」の補給です。カルシウムは、牛乳や乳製品だけでなく、魚介類、大豆製品、野菜類、海藻などいろいろな食品からとることができます。牛乳1本だけでなく、他の食品からもしっかりとることがとても大切です。

 今日の給食では、脱脂粉乳の入ったパン、大豆製品の豆腐、切干大根、小魚に「カルシウム」が多く含まれています。しっかり食べて体の成長を助けましょう。

4月25日(金)

2025年4月25日 12時10分

 献立は、牛乳、もちむぎごはん、カレーライス(ルウ)、だいこんサラダ です。

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 今日は、『きまりを守って当番の仕事をする』について、お話をします。

 給食当番では、次のきまりを守って仕事をすることが大切です。

 ① 服の繊維や髪の毛などが給食に入らないように、エプロン、帽子、マスクをきちんと身に付けましょう。

 ② きれいな手で衛生的に配膳するために、石けんを使って、手をよく洗ってから、当番の仕事をしましょう。 

 ③ 給食受け室前の展示食の量は、小学校は3年生から4年生の分量が配膳されています。    

 それを目安に配膳する量を決めましょう。 

 給食当番の人は、これらのきまりを守って仕事をするようにしましょう。

4月24日(木)

2025年4月24日 12時10分

 献立は、牛乳、パン、やさいたっぷりスープ、じゃがいもとえびのケチャップいため、カラマンダリン です。

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 今日は、『カラマンダリン』について、お話をします。

 カラマンダリンは、「カラ」と呼ばれる柑橘の種類で「温州みかん」と「キングマンダリン」を掛け合わせた品種です。「春みかん」としても知られており、4月から5月が食べ頃です。オレンジのような爽やかな甘酸っぱさが特長で、木になっている期間が長いため、中身が柔らかく果汁が濃厚で甘味が強い柑橘です。皮も薄くて柔らかいのでみかんのように簡単に手でむいて食べられます。

 主に愛媛県で栽培され、生産量は全国1位です。そして、松山市はその90%を占めていて、まつやま農林水産物ブランドに認定されています。

 地元でとれた旬の『カラマンダリン』を、味わっていただきましょう。

4月23日(水)

2025年4月23日 12時05分

 行事食・・・入学・進級祝い(松山鮓)

 献立は、牛乳、まつやまずし、すましじる、とりにくのからあげ、キャベツのおひたし です。

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 今日は、『入学、進級のお祝いの行事食』です。

 松山には、昔から祝い事や訪問客をもてなす際に、ちらし寿司を作る慣わしがあります。白身魚を入れてわかした合わせ酢ですし飯を作り、瀬戸内でとれた魚をちりばめた松山鮓は、その中でも最高のおもてなしでした。

 正岡子規は、母親が作った松山鮓が故郷の味であり、愛する松山の大切な思い出のひとつとして、この郷土の味に関する俳句を数多く残しています。その中のひとつに、「ふるさとや親すこやかに 鮓の味」という俳句があります。

 今日の給食は、入学、進級のお祝いの『松山鮓』です。郷土の味を味わっていただきましょう。

4月22日(火)

2025年4月22日 12時10分

 献立は、牛乳、パン、はるキャベツのポトフ、コーンサラダ、きなこまめ です。

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 今日は、『きなこ』について、お話をします。

 きなこは、大豆を炒って皮をむき、挽いた粉です。加熱することで、大豆の臭 みがとれて、特有の香ばしい香りになります。

 歴史は古く、奈良時代には大豆を粉にしたものが食べられていたと言われています。その後、和菓子作りが盛んになった江戸時代に、庶民にも広がり、食べられるようになったそうです。

 きなこのもとになる大豆 は、「畑の肉」とも呼ばれ、質のよいたんぱく質が豊富です。体に必要な栄養素のうち、ビタミンC以外 の栄養素が含まれている栄養バランスの優れた食品 です。

 今日は、『きなこ』と大豆を使って、きなこ豆にしました。よくかんでいただきましょう。

4月18日(金)

2025年4月18日 12時10分

 献立は、牛乳、ごはん、あつあげのちゅうかいため、ナムル、チーズ です。

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 今日は、『給食の内容』について、お話をします。

  学校給食は、ごはんやパンなどの主食と肉や魚料理などの主菜、芋や野菜を使った料理の副菜、そして牛乳があります。このように組み合わされているのは、給食を食 べることで元気が出るだけでなく、体が成長していくように考えているからです。

 また、成長期のみなさんに必要な鉄分やカルシウムを含む食品を意識して使用したり、行事食や郷土料理 、旬の食材を取り入 れたりしています。

 給食を食べることで、体に必要な栄養素 を取り入れながら、食文化を学び給食をいただきましょう。

4月17日(木)

2025年4月17日 12時10分

 献立は、牛乳、パン、ミートスパゲッティ、しょうゆドレッシングサラダ、きよみタンゴール です。

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 今日は、『清見タンゴール』について、お話をします。

 甘い日本の温州みかんの「宮川早生」と、ボリュームのあるアメリカ生まれの「トロピタオレンジ」をかけ合わせてできたのが、「清見タンゴール」です。タンゴールというのは、みかんとオレンジのかけあわせを意味します。

 開花から収穫までの期間が長く、じっくりと時間をかけて、オレンジ系の香りとあふれる果汁が果肉に蓄えられています。1 個ずつ袋掛けして冬を越し、十分に色づいてから収穫する柑橘です。旬は3月から4月で、甘みと酸味のバランスがよく、さわやかな風味が特長です。

 今が旬の『清見タンゴール』を、味わっていただきましょう。