木犀やしきりに匂ふ宵の程 正岡子規
校庭に、木犀がどっしりと枝を広げています。

今年は、まだその匂いが校内に届きません。
例年は、10月初旬には、いい香りが広がって運動会や陸上練習、祭りムードを盛り上げてくれていました。これも、暑さが続いたためでしょうか。やっと、つぼみが膨らんできました。現在は、長寿命化工事エリアになったため、近くに行ってその様子を見ることはできません。
しかし、匂いを感じられるのももうすぐのようです。何か、待ち遠しくてわくわくします。
日が短くなって、急に寒さがやってきました。秋の夜長を感じる季節も短いのではないかと心配もします。
一方、たちばなの木に目を向けると、今年もおかげさまでたわわに実がつき、朝日に輝いているところを見つけました。

「○○の秋」といわれます。スポーツ、読書、芸術、、書写、食欲・・・どんなことにもよい季節に思えます。たちばなっ子には、ともに支え合って、さまざまな分野で活躍し、がんばった成果を互いに認め合い、実感してほしいものです。文字どおり「実りの秋」になることを願っています。
正門横のツツジが満開を迎えています。赤やピンク、白、色とりどりの花を咲かせています。
昼休みに、運動場に出ていくたちばなっ子は、足を止めてしばし見とれます。
バラもいい香りを漂わせています。

藤棚も人気の場所の一つです。
たちばなの木の花も咲き誇っています。
校務員さんが、丁寧に剪定してくださったおかげです。

子どもたちが運動場で元気に遊ぶ姿が見られ、うれしく思います。と同時に、この時期に校内各所で花が咲きそろっているところを見ると、先人の思いにふれる気がします。感謝です。
1週間、登校の様子を見ておりますと、班に付き添って学校まで見守ってくださる保護者の方が多いです。誠に、ありがとうございます。
1年生の保護者の方が中心ですが、子どもたちは、大人に見守ってもらっているという安心感があります。見せる防犯と言われますが、大人の姿を見てもらうことにより、子ども、地域の方の安心につながりますし、運転者が気を付けるようになる効果が期待できるといわれます。子どもたちの様子をご覧になって、気になることがございましたら、学校へご一報いただければ幸いです。
学校では、授業や給食、清掃などの学校生活が始まりました。しかし、委員会活動が始まっていません。そこで、飼育、体育、放送、給食などの委員会は、昨年度の活動が分かる6年生がしばらくの間、活動をしています。

全校のために力を貸してくれています。6年生、ありがとう。
たちばなっ子は、進級する喜びを胸に、集団登校で明るく挨拶を交わしてくれました。
始業式では、6年生児童が、「児童代表の言葉」として話をしました。

その中で、代表児童は、6年生に進級したうれしさとともに、自分たちには希望と責任があるということを述べました。好きな教科にも得意なこととそうでないことがあり、できることを増やしたいと力強く話しました。また、きらスマ班活動にも触れ、下級生との交流を通して相手の気持ちを考えて友達づくりを広げ、委員会活動などにも力を入れ学校全体をよくしたいと堂々と話しました。最高学年としての自覚を持った話であり、私は感心しました。
私は、全校児童に進級おめでとうと話すと同時に、たちばなっ子一人一人が、夢や希望に向かって頑張る1年が始まることに期待するという話をしました。
入学式では、1年生が1列で入場し、人の話を最後まで聞いていました。すばらしい態度でした。

学級活動後は、記念に親子で写真撮影なども楽しんでいました。
保護者の皆様、地域の皆様、どうぞ、よろしくお願い申し上げます。
令和6年度は、本校の教育活動に深いご理解と温かいご支援を賜りまして、誠にありがとうございました。
この度の異動で、新たに12名の教職員を迎えて令和7年度のスタートです。

令和7年度も、どうぞよろしくお願い申し上げます。
昨日は、6年部が手塩にかけて育てた6年生を卒業生として送り出しました。
来賓には、野志 市長様をはじめ、学校にご縁の深い地域の方々がたくさんお越しくださいました。
ご来賓の皆様、ご臨席賜り、誠にありがとうございました。
そして、保護者の皆さま、お子様のご卒業、おめでとうございます。
保護者の皆さま、地域の皆様、今年度も大変お世話になりました。ありがとうございました。
2学期2日目の放課後、運動場に出てみると、1学期の終わりに比べ草が目立ちます。
掃除の時間、たちばなっ子は懸命に草取りをしてくれます。
私も少しは草取りをしようと思い、時間を決めて草を取り始めました。
しばらくすると、運動場に子どもたちが、遊びにやってきました。どうやら、サッカーをするために集まったようです。しかし、そのうちの二人が「校長先生、一緒に草抜きます」と言ってきました。
私は、「大丈夫、みんなで遊びよ」と声を掛けたのですが、気が付けばサッカーゴールや飼育小屋の近くに7、8人来て二人にならって草取りをしてくれました。「運動会近いけん」「学校のためやもん」などと言いながら草を次々取ってくれました。私も負けじと取っていきました。子どもたちの学校を思う気持ちがうれしかったです。
草でいっぱいになった作業用の一輪車を一度は動かそうとしてくれた子どもがいました。「重っ!」と言いました。みんなが集めた草は重さを増していました。学校を思う温かい気持ちが行動に表れていて、本当にうれしかったです。
ありがとう!!
2学期が始まりました。
たちばなっ子は、夏休みを終えて今朝も元気に登校しました。

さて、多くの通学班は、正門前の横断歩道に通じる道を利用しています。
この道は、地域の方々が利用する道ですが、朝夕はたちばなっ子も通学路として利用させていただいています。
このたび、関係の皆様のおかげで、舗装し直されました。
子どもたちは、「歩きやすくなった!」と大変喜んでいました。
これからも、たちばなっ子も大切に利用させていただきます。ありがとうございました。
令和6年度が始まりました。
本校の校訓は、「学ぼう 遊ぼう 伸びようともに」です。
また、正門そばには、校章のデザインのもととなる橘の木が植えてあり、子どもたちを見守ってくれています。
その木の根元には、「光と緑と土」の石碑もあります。
校訓や石碑の言葉は、本校のことについて話すキーワードになりますが、校歌に見事に盛り込まれています。
私は、本校の校歌が大好きです。
教室から、校歌の歌声が聞こえると、校内を歩きながら私もつい口ずさみます。
本校の校歌は、開校当時教諭(のちの第4代校長)だった先生が詩を書き、初代校長先生が曲をつけたと創立50周年記念誌には書かれてあります。これは、全国的にも例がないようです。
全校で歌う機会は、年間でわずかですが、学校を誇りに思い、所属する喜びをかみしめ、みんなで歌いたいものです。

今年度もよろしくお願い申し上げます。