旬・・・えんどうごはん
献立は、牛乳、えんどうごはん、わかたけじる、とりにくのからあげ、あまずづけ です。

今日は、『旬の「えんどう豆」を生かした献立』です。
えんどう豆には、さやえんどうやスナップえんどうといった種類があり、どれもマメ科エンドウ属の野菜で、食べる時期が違います。
最も収穫時期が早いのが豆苗で、えんどう豆ができる前の若い芽を食べます。成長が進むとさやが育っていき、さやを食べるために収穫されるのがさやえんどう(絹さや)です。しばらくするとさやの中から実が育ち始めます。実とさやがほどよく成長しどちらも食べられるのがスナップえんどうです。さらに成長が進み、さやの中でおおきくなってきた実を食べるのがグリンピースです。別名で実えんどうとも呼ばれています。
今日は、旬の『えんどう豆 』が入ったえんどうご飯です。味わっていただきましょう。
献立は、牛乳、パン、ミネストローネ、チリコンカン、かわちばんかん です。

今日は、旬の食材 『河内晩柑』について、お話をします。
『河内晩柑』は、熊本県の河内村で発見されたので「河内」、収穫が春以降の遅い時期にとれる柑橘なので「晩柑」ということから名付けられました。寒い冬でも一定以上の気温があり霜が降りない温暖な地域でしか育たないので、主な産地は愛媛県の南予地方や九州の南部になります。愛南町の生産量は、全国1位です。『河内晩柑』は、美生柑や愛南ゴールド、宇和ゴールドなど多くの呼び方があります。
『河内晩柑』は、柑橘の中でもビタミンCが豊富です。しかも、エネルギー、糖質、脂質が低いので、とてもヘルシーな果物です。
今が旬の『河内晩柑』を味わっていただきましょう。
献立は、牛乳、もちむぎごはん、おやこどんぶり(ぐ)、ぶたにくとじゃがいものいためもの です。

今日は、『正しいはしと食器の持ち方 』について、お話をします。
みなさんは、はしと食器を正しく持って、給食を食べることができていますか。
はしは、まず、正しいえんぴつの持ち方で、1本だけを持ちます。そして、もう1本のはしを、親指の付け根から入れて薬指の先で支えます。食べ物をはさむときは、上のはしだけ動かすようにします。
また、食器は、手で持ち上げて食べていますか。そうすることにより姿勢が良くなり、きれいに食べることができます。
食事のときは、正しいはしと食器の持ち方を心がけましょう。
行事食・・・八十八夜(茶飯)
献立は、牛乳、ちゃめし、にゅうめん、こいわしのフライ、ごまあえ です。

今日は、『八十八夜』について、お話をします。
『八十八夜』とは、節分やお彼岸のように、日本独自の暦で、節分の翌日にあたる立春から数えて八十八日目の日のことをいいます。今年は、5月1日が『八十八夜』です。
これから霜が降る心配が減って、気候が安定していくため、この日から種まきや田植えなどの農作業が忙しくなります。また、お茶は、新芽の収穫が始まり、特に『八十八夜 』に摘んだお茶は上等で、この日に新茶 を飲むと長生きするといわれています。
今日は、ごはんと一緒に炊き込みました。味わっていただきましょう。
献立は、牛乳、コーンピラフ、チャウダー、フレンチサラダ、こざかな です。

今日は、『ベーコン』について、お話をします。
ベーコンは、豚肉を塩漬けして燻製にした加工食品の一つです。ロース肉で作ったロースベーコン、肩肉で作ったショルダーベーコンなどがあります。ベーコンは、弱火でじっくり焼くと、豚肉の脂が溶け出し、カリカリになります。西洋料理では、そのまま食べるよりスープのだしとして使われることが多く、ベーコン独特のうま味がスープに溶け出して、よりおいしくなります。
今日のチャウダーには、ベーコンといろいろな野菜のうま味がしっかり溶け出 ています。うま味たっぷりのスープを味わっていただきましょう。
味めぐり・・・埼玉県
献立は、牛乳、かてめし、にぼうとう、ホキのみそがらめ です。

今日は、『埼玉県の味めぐり』について、お話をします。
かて飯は、埼玉県に伝わる郷土料理です。昔は、米が貴重な食べ物であったことから、季節の野菜を混ぜて量を増やしていました。混ぜ合わせるという意味の「かてる」から、かて飯と呼ばれるようになりました。
煮ぼうとうは深谷地区に伝わる郷土料理です。繊維のきめが細かく柔らかい深谷ねぎをはじめ、地元で収穫される野菜と、ひもかわと呼ばれる幅の広い麺を煮込んで作ります。
今年度の味めぐりは、愛媛県、関東地方、東北地方を中心 に実施する予定です。今日は、埼玉県のかて飯、煮ぼうとうです。味わっていただきましょう。
献立は、牛乳、ごはん、とうふのごもくあんかけ、きりぼしだいこんのちゅうかサラダ、こざかな です。

今日は、『カルシウム』について、お話をします。
カルシウムは体にとって必要不可欠な栄養素で、そのほとんどが歯と骨に存在 します。その他にも、血液や筋肉、神経の中でとても大切な働きをしています。
成長期のみなさんは、大人より多くをとらなければいけません。給食で毎日牛乳をとっている一番 の目的は「カルシウム」の補給です。カルシウムは、牛乳や乳製品だけでなく、魚介類、大豆製品、野菜類、海藻などいろいろな食品からとることができます。牛乳1本だけでなく、他の食品からもしっかりとることがとても大切です。
今日の給食では、脱脂粉乳の入ったパン、大豆製品の豆腐、切干大根、小魚に「カルシウム」が多く含まれています。しっかり食べて体の成長を助けましょう。
献立は、牛乳、もちむぎごはん、カレーライス(ルウ)、だいこんサラダ です。

今日は、『きまりを守って当番の仕事をする』について、お話をします。
給食当番では、次のきまりを守って仕事をすることが大切です。
① 服の繊維や髪の毛などが給食に入らないように、エプロン、帽子、マスクをきちんと身に付けましょう。
② きれいな手で衛生的に配膳するために、石けんを使って、手をよく洗ってから、当番の仕事をしましょう。
③ 給食受け室前の展示食の量は、小学校は3年生から4年生の分量が配膳されています。
それを目安に配膳する量を決めましょう。
給食当番の人は、これらのきまりを守って仕事をするようにしましょう。
献立は、牛乳、パン、やさいたっぷりスープ、じゃがいもとえびのケチャップいため、カラマンダリン です。

今日は、『カラマンダリン』について、お話をします。
カラマンダリンは、「カラ」と呼ばれる柑橘の種類で「温州みかん」と「キングマンダリン」を掛け合わせた品種です。「春みかん」としても知られており、4月から5月が食べ頃です。オレンジのような爽やかな甘酸っぱさが特長で、木になっている期間が長いため、中身が柔らかく果汁が濃厚で甘味が強い柑橘です。皮も薄くて柔らかいのでみかんのように簡単に手でむいて食べられます。
主に愛媛県で栽培され、生産量は全国1位です。そして、松山市はその90%を占めていて、まつやま農林水産物ブランドに認定されています。
地元でとれた旬の『カラマンダリン』を、味わっていただきましょう。
行事食・・・入学・進級祝い(松山鮓)
献立は、牛乳、まつやまずし、すましじる、とりにくのからあげ、キャベツのおひたし です。

今日は、『入学、進級のお祝いの行事食』です。
松山には、昔から祝い事や訪問客をもてなす際に、ちらし寿司を作る慣わしがあります。白身魚を入れてわかした合わせ酢ですし飯を作り、瀬戸内でとれた魚をちりばめた松山鮓は、その中でも最高のおもてなしでした。
正岡子規は、母親が作った松山鮓が故郷の味であり、愛する松山の大切な思い出のひとつとして、この郷土の味に関する俳句を数多く残しています。その中のひとつに、「ふるさとや親すこやかに 鮓の味」という俳句があります。
今日の給食は、入学、進級のお祝いの『松山鮓』です。郷土の味を味わっていただきましょう。