献立は、こめこパン、イタリアンスパゲッティ、かいそうサラダ、チーズ です。

今日は、『食べ物の黄・赤・緑のグループ」について、お話をします。
食べ物は、主に含まれている栄養素によって、黄・赤・緑の3つのグループに分けられます。
黄のグループは、ごはんやパン、麺類、砂糖やじゃがいも、油などで、主にエネルギーになる働きがあります。赤のグループは、魚や肉、卵、大豆、牛乳、海藻などで、主に血や筋肉、骨などの体をつくる働きがあります。緑のグループは、野菜や果物、きのこなどで、主に体の調子を整える働きがあります。
3つのグループを上手に組み合わせて食べることで、健康な体がつくられます。好きなものだけでなく、いろいろなものを食べるようにしましょう。
旬・・・そら豆のかき揚げ
献立は、牛乳、ごはん、ぶたじる、そら豆のかき揚げ、ボイルやさい です。

今日は、『旬の「そら豆」を生かした献立』について、お話をします。
そら豆は、さやが空に向かって伸びることからその名前がつけられました。旬が4月から6月で、鮮度の落ちるスピードが速いため、収穫してから3日でおいしさが激減するといわれています。さやを開くとふわふわした白い綿のようなものの間に大きな豆が2個から3個あります。
松山市周辺の松山平野で古くから栽培されているそら豆は、香り良くやわらかな歯 ごたえが特長です。粒の大きさが一寸、約3.3cmあることから「松山一寸そらまめ」と呼ばれ、まつやま農林水産物ブランドとして認定されています。
今日は、『そら豆』をかき揚げにしました。旬の味を味わっていただきましょう。
献立は、牛乳、ごはん、にらたまスープ、えびのこうみあげ、バンサンスー です。

今日は、『にら』について、お話をします。
「にら」は、昔から、体を温める野菜として知られていました。丈夫で栽培しやすく、刈り取った後の株から再び新しい葉が伸び、1年で数回収穫ができ、現在では全国各地で栽培されています。生産量日本一は高知県で、2位の栃木県と合わせて全国 の40%を占めています。1年中出回っていますが、今が旬の野菜です。濃い緑色が特長の「グリーンベルト」と呼ばれる青にらが一番多く栽培されています。この他にも、日光に当てないで栽培し、ほのかに甘く、上品な味わいの「黄にら」や、シャリッとした歯ごたえで、花と茎を食べる「花にら」があります。また、にら特有のつんとした香りは、アリシンという成分で体を温めたり、疲労回復に効果があります。
今日は旬の『青にら』を使った、にら玉スープです。味わっていただきましょう。
献立は、牛乳、ごはん、ごもくカレーいため、とりにくのてりやき、いそあえ です。

今日は、『たけのこ』について、お話をします。
たけのこの旬は、4月から5月にかけてです。土が盛り上がり、地面が割れるのを目安に掘ります。成長が早く、1日で1m以上も伸びることがあります。そのため、子どもがすくすく育つことを願って、こどもの日のお祝い料理としても食べられています。
たけのこを漢字で書くと、竹かんむりに旬と書きます。旬とは、十日という意味があります。たけのこがおいしく食べられるのは、芽が出 てから十日間くらいで、十日を過ぎるとかたくなってしまいます。
今は、缶詰や真空パックで売られていますが、生のたけのこが食べられるのは1年のうちでも今だけです。五目カレー炒めの中に入っている旬の『たけのこ』を味わっていただきましょう。
旬・・・えんどうごはん
献立は、牛乳、えんどうごはん、わかたけじる、とりにくのからあげ、あまずづけ です。

今日は、『旬の「えんどう豆」を生かした献立』です。
えんどう豆には、さやえんどうやスナップえんどうといった種類があり、どれもマメ科エンドウ属の野菜で、食べる時期が違います。
最も収穫時期が早いのが豆苗で、えんどう豆ができる前の若い芽を食べます。成長が進むとさやが育っていき、さやを食べるために収穫されるのがさやえんどう(絹さや)です。しばらくするとさやの中から実が育ち始めます。実とさやがほどよく成長しどちらも食べられるのがスナップえんどうです。さらに成長が進み、さやの中でおおきくなってきた実を食べるのがグリンピースです。別名で実えんどうとも呼ばれています。
今日は、旬の『えんどう豆 』が入ったえんどうご飯です。味わっていただきましょう。
献立は、牛乳、パン、ミネストローネ、チリコンカン、かわちばんかん です。

今日は、旬の食材 『河内晩柑』について、お話をします。
『河内晩柑』は、熊本県の河内村で発見されたので「河内」、収穫が春以降の遅い時期にとれる柑橘なので「晩柑」ということから名付けられました。寒い冬でも一定以上の気温があり霜が降りない温暖な地域でしか育たないので、主な産地は愛媛県の南予地方や九州の南部になります。愛南町の生産量は、全国1位です。『河内晩柑』は、美生柑や愛南ゴールド、宇和ゴールドなど多くの呼び方があります。
『河内晩柑』は、柑橘の中でもビタミンCが豊富です。しかも、エネルギー、糖質、脂質が低いので、とてもヘルシーな果物です。
今が旬の『河内晩柑』を味わっていただきましょう。
献立は、牛乳、もちむぎごはん、おやこどんぶり(ぐ)、ぶたにくとじゃがいものいためもの です。

今日は、『正しいはしと食器の持ち方 』について、お話をします。
みなさんは、はしと食器を正しく持って、給食を食べることができていますか。
はしは、まず、正しいえんぴつの持ち方で、1本だけを持ちます。そして、もう1本のはしを、親指の付け根から入れて薬指の先で支えます。食べ物をはさむときは、上のはしだけ動かすようにします。
また、食器は、手で持ち上げて食べていますか。そうすることにより姿勢が良くなり、きれいに食べることができます。
食事のときは、正しいはしと食器の持ち方を心がけましょう。
行事食・・・八十八夜(茶飯)
献立は、牛乳、ちゃめし、にゅうめん、こいわしのフライ、ごまあえ です。

今日は、『八十八夜』について、お話をします。
『八十八夜』とは、節分やお彼岸のように、日本独自の暦で、節分の翌日にあたる立春から数えて八十八日目の日のことをいいます。今年は、5月1日が『八十八夜』です。
これから霜が降る心配が減って、気候が安定していくため、この日から種まきや田植えなどの農作業が忙しくなります。また、お茶は、新芽の収穫が始まり、特に『八十八夜 』に摘んだお茶は上等で、この日に新茶 を飲むと長生きするといわれています。
今日は、ごはんと一緒に炊き込みました。味わっていただきましょう。
献立は、牛乳、コーンピラフ、チャウダー、フレンチサラダ、こざかな です。

今日は、『ベーコン』について、お話をします。
ベーコンは、豚肉を塩漬けして燻製にした加工食品の一つです。ロース肉で作ったロースベーコン、肩肉で作ったショルダーベーコンなどがあります。ベーコンは、弱火でじっくり焼くと、豚肉の脂が溶け出し、カリカリになります。西洋料理では、そのまま食べるよりスープのだしとして使われることが多く、ベーコン独特のうま味がスープに溶け出して、よりおいしくなります。
今日のチャウダーには、ベーコンといろいろな野菜のうま味がしっかり溶け出 ています。うま味たっぷりのスープを味わっていただきましょう。
味めぐり・・・埼玉県
献立は、牛乳、かてめし、にぼうとう、ホキのみそがらめ です。

今日は、『埼玉県の味めぐり』について、お話をします。
かて飯は、埼玉県に伝わる郷土料理です。昔は、米が貴重な食べ物であったことから、季節の野菜を混ぜて量を増やしていました。混ぜ合わせるという意味の「かてる」から、かて飯と呼ばれるようになりました。
煮ぼうとうは深谷地区に伝わる郷土料理です。繊維のきめが細かく柔らかい深谷ねぎをはじめ、地元で収穫される野菜と、ひもかわと呼ばれる幅の広い麺を煮込んで作ります。
今年度の味めぐりは、愛媛県、関東地方、東北地方を中心 に実施する予定です。今日は、埼玉県のかて飯、煮ぼうとうです。味わっていただきましょう。