旬・・・鮭フライ
献立は、牛乳、ごはん、やさいスープ、さけフライ、ボイルキャベツ です。

今日は、『鮭』について、お話をします。
みなさんは、鮭が海ではなく、川で獲れることを知っていますか。
鮭は、秋に川で卵を産みます。卵はそのまま川で冬を越し、春になると赤ちゃんが生まれてきます。生まれた赤ちゃんは、少し大きくなると川から海へ旅に出ます。海では、いろいろな魚や生き物を食べながら、2年から5年かけて大きく育ち、生まれた川に戻ってきます。
鮭は全体の約98%が北海道で獲 れます。北海道にはみそ味の鍋料理「石狩鍋」や鮭と野菜の蒸し焼き「ちゃんちゃん焼き」などがあります。
今日は「鮭フライ」です。味わっていただきましょう。
献立は、牛乳、さつまいもごはん、けんちんじる、だいずとひじきのかきあげ です。

今日は、『生活習慣病の予防』について、お話をします。
肥満 、高血圧、脂質異常症など生活習慣病の主な原因は、食べすぎ、好き嫌い、運動不足です。
生活習慣病を予防するために、次のことに気を付けましょう。
① 野菜には、体の調子を整えるビタミンやミネラル、食物繊維が多く含まれています。
苦手なものでも少しずつ食べるようにしましょう。
② よく噛んで食べると、食べすぎを防ぎ、胃や腸の負担が減ります。1口30回を目安に、よく噛んで食べるようにしましょう。
③ 運動不足を解消するために、生活の中で、家の手伝いなどをして体を動かす工夫をしましょう。
献立は、牛乳、ごはん、ぎょそうめんじる、ぶたにくのアーモンドがらめ、ボイルやさい です。

今日は、『ブロッコリー』について、お話をします。
ブロッコリーは、明治時代に南ヨーロッパから日本に伝わった野菜です。
ここでクイズです。ブロッコリーはどの部分を食べているでしょう。
① 葉 ② 実 ③ つぼみ
答えは、③のつぼみです。
ブロッコリーは、キャベツと同じアブラナ科の野菜です。イタリア語では「小さい芽」という意味で、緑の丸い粒々のつぼみのかたまりを食べています。食物せんいやカリウムが多く含まれていて、特にビタミンCはレモンの約2倍も含まれています。
ボイル野菜に入っているブロッコリーを、しっかり食べましょう。
献立は、牛乳、スイートポテトパン、トマトシチュー、ごまドレッシングサラダ、きなこまめ です。
今日は、『さつまいも』についてお話をします。
さつまいもは、8月から11月頃にかけて収穫し、余分な水分を抜くために2ヶ月程度貯蔵します。旬は、より甘くなる10月から1月頃にかけてです。さつまいもには、エネルギーのもとになるでんぷん、お腹の調子を整えてくれる食物せんいが多く含まれています。また、みかんと同じくらいビタミンCが豊富で、熱に強い形で含まれています。
さつまいもは、水が少なくて、やせた土地でも育てられるため、栽培しやすい作物です。そのため、食べ物がない時代でも人々を救ってきました。
今日は、甘く煮たさつまいもがパンの中に入っています。味わっていただきましょう。
味めぐり・・・茨城県
献立は、牛乳、ごはん、さといものそぼろに、にあい、なっとう です。

今日は、『茨城県の郷土料理と特産品』についてお話をします。
茨城県は、作物を栽培している土地の面積が広く、1年を通して、ピーマンや水菜、小松菜、チンゲン菜など多くの野菜が収穫されます。その中でも、れんこんの栽培が盛んで、生産量は日本一です。
「煮合い」は、水戸市下市地方で、お正月やお祝いに食べられる郷土料理です。れんこんやごぼうなど地元でとれた野菜を煮て、酢で和えた料理です。
「納豆」は、茨城県では水害対策で大豆栽培が盛んでした。その大豆を使って納豆づくりをして、全国に知られるようになりました。
茨城県の味を味わっていただきましょう。
献立は、牛乳、こめこパン、ちゅうかそば、さんしょくあげ、りんご です。

今日は、『りんご』について、お話をします。
りんごは、聖書や神話にも出てくるように、昔から食べられています。シャキシャキとした食感と甘くさわやかな酸味や香りが特長の果物です。
りんごの栽培には涼しい地域が適していて、主な産地は青森県や長野県です。
愛媛県では、標高の高い久万高原町などで栽培されています。
りんごには、ビタミンCやカリウム、食物せんいなどの栄養素が多く含まれ、「りんご1個で医者いらず」ともいわれています。
旬の「りんご」を味わっていただきましょう。
献立は、牛乳、ごはん、こうやどうふのそぼろどんぶり(ぐ)、いかのさらさあげ、しそひじきあえ です。

今日は、『高野豆腐』について、お話をします。
高野豆腐は、豆腐を凍らせて乾燥させた保存食です。寒い冬に豆腐を外に置き忘れてしまい、偶然できたと言われています。それを食べてみると食感と味が良かったので、いろいろな料理にして食べられるようになりました。
乾燥させているので保存がきき、少ない量でもたくさんの栄養がとれます。
また、高野豆腐には、たんぱく質、カルシウム、鉄が多く含まれていますが、ビタミンCは含まれていません。そのため、ビタミンCがたくさん含まれている野菜と一緒に食べると、より栄養バランスがよくなります。
今日は、高野豆腐をたっぷり使った丼です。味わっていただきましょう。
献立は、牛乳、パン、ちゅうかコーンスープ、じゃがいもとえびのケチャップいため です。

今日は、『片栗粉』について、お話をします。
みなさんは、片栗粉を知っていますか。お店では、小麦粉などのコーナーにあります。
片栗粉は、もともと、ユリ科の「カタクリ」の球根からとれるでん粉を使 って作られていたため、「カタクリ」粉と呼ばれていました。このカタクリから作られるでん粉は江戸時代の終わりには減ってしまい、その代わりにじゃがいもから作ったでん粉が片栗粉の原料として使用されるようになりました。
今日の献立では、中華コーンスープのとろみ、えびの衣に片栗粉が使われています。
いろいろな食品のことを知っていくといいですね。
献立は、牛乳、ごはん、ごもくに、さばのしょうがに、アーモンドなます です。

今日は、『生活習慣病の予防と食事』について、お話をします。
生活習慣病とはその名の通り、毎日の生活習慣が原因で起こる病気のことで、糖尿病や高血圧などがあります。
「まごわやさしい」という言葉があります。これは、健康的な食生活を送るために、食事に取り入れたい7つの食材の頭文字を組み合わせた言葉です。「ま」は豆類、「ご」はごまなどの種実類、「わ」はわかめなどの海藻類 、「や」は野菜、「さ」は魚などの魚介類、「し」はしいたけなどのきのこ類、「い」は芋類です。
今日の給食には、大豆、こんぶ、さば、アーモンド、たくさんの野菜が入っています。
生活習慣 病の予防のために、子どもの頃から食生活に気を付けていきましょう。
献立は、牛乳、ごはん、みそしる、ぶたにくのしょうがやき、ごまあえ です。

今日は、『食事のあいさつ』について、お話をします。
私たちは、食事の前には「いただきます」、後には「ごちそうさま」のあいさつをします。今日の給食の前も、「いただきます」と声にだしてあいさつをしたと思います。
この「いただく」という言葉は、神様へのお供え物や、身分の高い人から物を受け取るときに、頭の上に掲げて感謝の気持ちを表したことに由来しています。また、食材となった命をいただくという感謝の気持ちも込められています。
「ごちそうさま」は、たくさんの人々が関わって食事ができることへの感謝を表すものです。「いただきます」「ごちそうさま」のあいさつを、心をこめてできるといいですね。