実りの秋
2025年10月28日 16時18分木犀やしきりに匂ふ宵の程 正岡子規
校庭に、木犀がどっしりと枝を広げています。
今年は、まだその匂いが校内に届きません。
例年は、10月初旬には、いい香りが広がって運動会や陸上練習、祭りムードを盛り上げてくれていました。これも、暑さが続いたためでしょうか。やっと、つぼみが膨らんできました。現在は、長寿命化工事エリアになったため、近くに行ってその様子を見ることはできません。
しかし、匂いを感じられるのももうすぐのようです。何か、待ち遠しくてわくわくします。
日が短くなって、急に寒さがやってきました。秋の夜長を感じる季節も短いのではないかと心配もします。
一方、たちばなの木に目を向けると、今年もおかげさまでたわわに実がつき、朝日に輝いているところを見つけました。
「○○の秋」といわれます。スポーツ、読書、芸術、、書写、食欲・・・どんなことにもよい季節に思えます。たちばなっ子には、ともに支え合って、さまざまな分野で活躍し、がんばった成果を互いに認め合い、実感してほしいものです。文字どおり「実りの秋」になることを願っています。