R5 給食日記

2月6日(木)

2025年2月6日 12時10分

 献立は、牛乳、もちむぎごはん、あぶたまどんぶり(ぐ)、きんぴら です。

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 今日は、『かまぼこ』について、お話をします。

 かまぼこは、平安時代から食べられている食品です。では、愛媛県では、かまぼこはどのように広がっていったのでしょうか。

 江戸時代初期、仙台藩の伊達政宗の長男、伊達秀宗が宇和島藩の初代藩主になりました。仙台は、笹かまぼこが有名 で、伊達秀宗が仙台 から宇和島に来るときに、かまぼこ職人 も一緒に連れてきたという説があります。おいしくて高品質なかまぼこを作るには、鮮度の良い魚が必要です。宇和島 は魚介類 が豊富にとれるので、かまぼこを作るのに適していたようです。その後、明治時代に入り、八幡浜や愛南町にその技術が伝わったそうです。松山市では、江戸時代後期の記録に、料理にかまぼこが添えられていたという記述があります。

 今日は、あぶたま丼にかまぼこが入っています。歴史がわかるとさらに味わい深く感じますね。